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沼津の空き家を売るなら今がチャンス!
沼津市の「空き家活用定住支援補助金」を活用しよう!
相続で引き継いだ実家、空き家になってしまった自宅、使わなくなった住宅など、沼津市内に古い住宅を所有している方の中には、売却を検討しているものの「本当に売れるのだろうか」「古い家に価値なんてあるのか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は今、そうした空き家や中古住宅に対して、売れやすい環境が整ってきています。その理由の一つが、沼津市が実施している「空き家活用定住支援補助金」という制度です。
この補助金制度があることで、購入希望者にとって経済的な負担が軽減され、中古住宅のニーズが高まっています。つまり、売却を考えている方にとっては、より有利な状況で売却活動が行えるタイミングなのです。
この記事では、沼津市の補助金制度の内容と、それが売主にとってどのようなメリットになるのかを詳しく解説します。
補助金の内容とは?
沼津市の「空き家活用定住支援補助金」は、空き家を購入し、実際に住むことを前提とした方に対して、住宅取得費やリフォーム費用の一部を補助する制度です。補助額は世帯の属性によって異なりますが、次のような支援が受けられます。
【県外から移住する65歳未満の世帯】
・住宅の購入費用:最大100万円
【市内在住の65歳未満の世帯】
・住宅の購入費用:最大30万円
【共通】
・リフォーム費用:20万円+子供1人につき10万円
さらに市内の事業者で工事すると+10万円
また、沼津市が別途設けている「沼津市移住者支援交通費補助金」や「結婚新生活支援補助金」の併用が可能な場合もあり、条件によってはさらに補助を受けられるケースもあります。
これにより、特に若い世帯や移住希望者にとって「中古住宅を買って自分好みにリフォームし、生活を始める」という選択肢が現実的になっているのです。
売却しやすい理由とは?
1. 買い手にとって魅力的な制度
購入者にとっては、補助金によって初期費用が大きく抑えられるため、「築年数の古さ」や「リフォームが必要であること」が大きなハードルになりにくくなります。
たとえば、築40年の木造住宅であっても、「リフォーム費用の一部が市から補助されるなら、物件価格を含めてトータルで考えれば割安だ」と判断され、購入に前向きになるケースが増えてきています。
2. リフォーム前提で検討する層が増加
新築にこだわらず、「立地」や「価格帯」を重視して中古住宅をリフォームして住みたいという需要は年々増えています。補助金制度はそうした層の背中を押してくれるため、古くても魅力のある物件が選ばれる傾向が強まっているのです。
3. 市外・県外からの移住希望者がターゲットになる
沼津市は静岡県内でも移住先として人気のあるエリアです。温暖な気候、豊かな自然、そして東京圏へのアクセスの良さもあり、移住相談は年々増加しています。移住希望者にとって、中古住宅の購入に補助金があるというのは大きな後押しとなり、購入を決断しやすくなっています。
「売れないかも」と思っていた物件でも可能性あり
補助金があることで、次のような物件にも購入希望者が見つかりやすくなっています。
・築年数が古いが構造がしっかりしている住宅
・相場より価格が安い代わりにリフォームが必要な住宅
・立地が少し郊外でも、駐車スペースや敷地が広めの住宅
「こんな家、誰も欲しがらないのでは?」と思っていた住宅でも、リフォーム前提での購入を検討する層にとっては、十分に魅力的な選択肢になるのです。
売却前に確認したいポイント
補助金を受けたいと考える購入者に選ばれやすくするために、売却側として気をつけたい点もあります。
・補助金制度の内容を把握しておく(買主からの質問に備える)
・建物の耐震状況や修繕歴など、物件の状態を正確に伝えられるようにする
・「リフォーム前提」で売る場合は、解体・撤去の必要がないようにしておく
また、制度の対象となるには「昭和56年6月1日以降の建築物」または「耐震補強をしている建物」である必要があるため、築年数の確認も重要です。
売却活動は専門家に相談を
こうした制度を上手に活用して売却を成功させるには、地域の制度に詳しい不動産会社に相談するのが安心です。
株式会社あおばでは、沼津市の補助金制度を熟知したスタッフが、お客様の物件が補助対象となる可能性や、どういった買い手に訴求できるかなどを丁寧にご案内しています。
売却のご相談はもちろん、査定や広告、購入希望者との調整まで一貫してお手伝いいたします。
まとめ
沼津市の「空き家活用定住支援補助金」は、買い手の負担を軽減し、空き家の利活用を促進する制度です。この制度を活用することで、これまで「売れないかも」と思われていた中古住宅にも、新たな可能性が生まれています。
売却を検討中の方は、ぜひこのチャンスを活かして、前向きに一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。