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富士宮市の市街化調整区域の物件
こんにちは、髙橋です。
協力会社さんに販売のお手伝いを依頼された中古住宅について、売主様にご挨拶がてら中を確認しにお伺いしました。
今回の物件のある富士宮市の青木という地区は富士宮の市街地から車で10数分という立地にもかかわらず、ほとんどが市街化調整区域に属しており、基本的には建築をすることができない地域とされております。
そのため田畑や自然が多く残り、里山のような田園風景が広がっている、ゆったりと生活をしたい方にとっては絶好のエリアとなっています。
こんな風景や・・・
こんな川辺がある、大変美しい地域です。
物件はこの風景の中にゆったりとたたずむ4LDKの住宅で、駐車スペースも4~5台確保できています。
内装も綺麗で色んな方におすすめしたい物件です!
ただし先ほど申し上げた通り、こちらは市街化調整区域となっております。通常は建築できない地域にどうしてこの住宅を建てることができたかというと、代々この地域で農業を営んでこられた家の所有地に、その家の子供が家を建てます、という「分家住宅」として建築する許可を得て建築した、ということでした。
分家住宅はあくまで分家であるために許可が得られたものですので、他の方が購入すると分家ではなくなってしまい、建築してもよいという根拠を失ってしまいます。そのため、他の方が購入する前に用途変更の手続きを行い、分家住宅を一般住宅に変更しなければなりません。意外とハードルが高いのですが、株式会社あおばには市街化調整区域を得意としている行政書士が在籍しておりますので、そのあたりのお手続きもしっかりとサポート致します!