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空き家問題について

空き家問題について

日本の空き家問題とは

近年、「空き家問題」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
総務省の調査(令和5年住宅・土地統計調査)によると、日本全国の住宅のうち空き家は約900万戸
全住宅の13.8%を占め、過去最高となっています。
しかも、そのうち約4割は「賃貸・売却予定もなく、誰も住む予定のない家」。
言い換えれば、「放置されている家」が全国に300万戸以上あるということになります。

この数字だけでも衝撃的ですが、もっと深刻なのはその後ろにある現実です。
少子高齢化で人口が減る一方、新築住宅は毎年増え続けており、
今後も空き家は減るどころか確実に増加傾向にあります。
昔のように「子や孫が実家に戻る」ことを前提に家を建てる時代ではなくなり、
親が亡くなってもその家をどうするか決められず、結果的に放置されるケースが急増しています。

特に地方都市では、人口減少と高齢化が進み、空き家の増加が顕著です。
沼津市でも近年、相続や転勤などをきっかけに使われなくなった住宅が増えており、地域の景観や防犯面への影響が課題になっています。

 

放置空き家がもたらすリスク

空き家を放置すると、単に「もったいない」という話では済みません。
草木が伸び放題で景観を損ねたり、ゴミの不法投棄や不審火の原因になったり、
さらには倒壊や部材の落下などで近隣に被害を与える危険もあります。
民法では、建物の一部が落下して他人に損害を与えた場合、
所有者に過失がなくても賠償責任を負う可能性があるとされています。
つまり、「空き家をそのままにしておく」ことは、
持ち主にとっても大きなリスクなのです。

こうした問題に対応するため、2015年に「空家等対策の推進に関する特別措置法(空家法)」が施行され、
2023年には「改正空家法」として内容がさらに強化されました。
行政が「管理不全」と判断した空き家には指導・勧告が行われ、
それでも改善されない場合、固定資産税の優遇が受けられなくなるなどの厳しい措置もあります。

 

空き家問題の本質は「人の問題」

法律や制度が整っても、空き家がなくならない理由の一つに、
「所有者がどうすればいいのか分からない」という現実があります。
相続人が多くて話が進まなかったり、
実家が遠方で管理が難しかったり、
思い出があって壊す決心がつかなかったり。
結局、誰も手を付けられずに年月だけが過ぎていくのです。

このような「どうしていいかわからない空き家」を抱える人たちに、
最も身近に寄り添える存在が、不動産会社です。

 

不動産会社が担う使命

地域に根差した不動産会社は、
土地や建物の状態だけでなく、その地域の暮らしや人の流れをよく知っています。
「危険な空き家をなくしたい」という行政や地域の想いと、
「活用したい・手放したい」と悩む所有者の間に立ち、
双方をつなぐ“橋渡し役”になることができます。

不動産会社ができることは、単に「売る」だけではありません。
たとえば――

  • 老朽化が進んだ家の適切な管理方法の提案

  • 補助金を活用したリフォームや解体のサポート

  • 相続登記や権利関係の整理についての専門家との連携

  • 売却や賃貸だけでなく、地域活用や移住支援への活用提案

こうしたトータルサポートを通じて、空き家の「再生」と「地域の活性化」を両立させることができます。
実際、国土交通省でも2024年に「不動産業による空き家対策推進プログラム」を策定し、
不動産業者がワンストップで空き家の課題を解決できるよう支援する仕組みを整えています。

 

“相談できる不動産会社”が地域を変える

「空き家をどうすればいいのかわからない」という声は年々増えています。
そんな中で、不動産会社が“相談できる窓口”として信頼を得ることは、
単にビジネスの拡大だけでなく、地域の未来を守ることにもつながります。

株式会社あおばのある静岡県沼津市でも、空き家をどう活用するか悩む方からの相談が増えています。
私たち地元の不動産会社は、所有者の気持ちや事情を丁寧に聞きながら、売却・賃貸・管理・解体など最適な方法を一緒に考えています。

危険な空き家をなくし、住みよい街を維持することは、
結果的にその地域全体の不動産価値を守ることにもなります。
つまり、空き家問題の解決は「地域の利益」と「事業の発展」の両立でもあるのです。

 

最後に

空き家は、持ち主の“困りごと”であると同時に、
地域全体の“未来の課題”でもあります。
これからの不動産会社には、
売買の仲介だけでなく、空き家を中心とした地域の課題解決パートナーとしての役割が求められています。

株式会社あおばでも、地域の皆さまからの空き家相談を積極的にお受けしています。
「どうすればいいか分からない」「相続のまま手つかずになっている」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
私たちは“地域に寄り添う不動産会社”として、
空き家の新しい活かし方を一緒に考えていきます。

不動産に関する相談・価格調査は無料です。
沼津市・三島市・長泉町・清水町の空き家、空き地・空きマンションは
【株式会社 あおば】まで!
こちらからお問い合わせください。

監修者情報

監修者情報

向笠 昌博

株式会社あおば代表取締役。
不動産のプロとして土地・建物を最大限に活かし、オーナー様や地域に貢献することをモットーに、不動産のスペシャリストとして日々業務に向き合っております。

ぜひ、お気軽にご相談ください CONTACT

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